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ひろしま食の手帖2025出版記念イベントレポート

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皆さん、こんにちは。平山友美です。

大好評販売中の「ひろしま食の手帖2025」。もうすでにお手にとっていただけましたでしょうか?

手帖発刊を記念して、2024年10月20日に盛大に行われたのが「ひろしま食の手帖2025 出版記念イベント」です。

限定カフェ、プレミアムトーク、ワークショップ、出店にいたるまで、「オール広島の食ネタ&食材」をテーマに開催した同イベントの様子をダイジェストでレポートします。

Check !!
  • 「ひろしま食の手帖2025」の購入を検討している
  • 広島の食材や食べ物が大好き
  • 「ひろしま食の手帖2025 出版記念イベント」について知りたい

そんな方にぴったりな内容です。ぜひ最後まで読んでみてください。

食の仕事に携わっていきたい料理家さん、フードコーディネーターのための実践型カリキュラム「フードプロデューサー育成講座(初級)」を第2期生 (2025年1月スタート)を募集中です。詳しく知りたい方はLINEにご登録ください。LINEの登録はこち

目次

終日大盛況!「ひろしま食の手帖2025 出版記念イベント」

イベント会場は、広島市内中心部、シャレオ西広場隣の「紙屋町シャレオスウィング」。誰でも出入り自由というオープンな空間には、手帖関係者はもちろん、通りすがって興味を示してくれた方もたくさん!多くの人で賑わいました。

写真は、開始直後のオープニングトークの様子。私から「ひろしま食の手帖」へ込めた思い、発刊までの道のりなどを説明させていただきました。

広島の特化した食ネタが散りばめられた手帖に掲載されているのは、ニッチで深い情報です。これらの多くは、広島県民の声をひろったもの。つまり、県民による県民のための手帖です。ページをめくれば、新しい食情報に触れられるという日々新鮮な驚きに出合えます。大中小あわせて91本のコラムが掲載されていますが、何を載せるかという情報選定に苦労しました。なぜなら、膨大な食ネタが広島に存在するからです。91本では全く足りないほどの食ネタを持つ広島県。

「これも載せてほしいというネタがあればぜひ情報を寄せてほしい」と、編集部員の一人である中国新聞社の北村浩司さん。手帖制作はもとより、イベント中は司会進行も務めてくださいました。2026年も視野に入れつつ、まずは目の前にある2025年版を楽しんでいただきたい!

編集部トークのあとは、広島の食を楽しめるプログラムで盛況となりました。トークセッション、ワークショップ、カフェ、出店を順にご紹介します!

広島ならでは!サタケ真吟トーク&もみじ饅頭クイズ大会

(株)サタケの新技術「真吟精米」を知る

トークセッションに登場してくださったのは、(株)サタケ広報の大橋さんです。

日本で最初の動力式精米機を考案したサタケは、世界に誇る精米機のトップメーカー。1896年創業という長い歴史に裏打ちされた技術開発力で、穀物加工機械を中心にバイオマス発電プラントなどの環境機器など、産業機器分野でも幅広く事業を展開されています。食用米だけでなく、広島の日本酒づくりを後押しする精米技術の先駆企業として有名です。

大橋さんからは、サタケが開発した最新の精米技術「真吟」についてお話いただきました。米を球形に磨く従来型から、薄く磨く扁平精米(真吟)へと進化させた技術と開発力は素晴らしいもの!吟醸酒の新たなステージに大期待です。

サタケについては、手帖内の日本酒コラムに詳しく載っていますので、ぜひ読んでみてくださいね。

真の広島県民は誰だ!?もみじ饅頭クイズ大会

広島のお土産といえば、もみじ饅頭。誰もが知る広島銘菓ですが、その歴史や詳しい情報まで知る県民は意外に少ないもの。県内外の人に伝えたいもみじ饅頭トリビアを知ってもらうべく、クイズ大会を開催しました。

ここでクイズの一例をご紹介。「もみじ饅頭が誕生するきっかけとなったといわれる政治家は誰でしょうか?」。答えは選択制でしたが、参加者の皆さんは苦戦しておられる様子。正解は伊藤博文ですが、この答えは諸説あり、真実はいかに…?!ロマンある話は少し脇に置いておいて、真実は手帖の中に書いてあります。ぜひ見つけてみてくださいね!

お魚マイスターとちりめんモンスターを探せ!

ファミリーに大好評だったのが、「ちりめんモンスター」ワークショップです。

同ワークショップでは、選別をしていない学習用のチリメンジャコの中から、ルーペやピンセットを使ってちりめんモンスター、略して「ちりモン」を探しました。講師は、おさかなマイスターの力本夕佳里さん。手帖のお魚ページに寄稿くださっている、魚のスペシャリストです。子どもたちだけでなく、大人も無心&夢中になれる「ちりめんモンスター」探し。皆さんは、いくつの「ちりモン」を探すことができましたか?

今日だけオープン!レア感満載のフードブース

長蛇の列ができていたのが、イベント時のみオープンしたフードブースです。昼食、おつまみとお酒、ラーメンなど、全て広島の生産者、そして作り手がこだわったメニューやドリンクを楽しめました。

県産地酒がずらり!大和屋酒舗

広島の地酒はもちろん、全国のプレミアム日本酒や焼酎、ワインなどを取り扱う「大和屋酒舗」さんは、選りすぐりの日本酒を販売していただきました。安芸津、西条、呉、三次などから、美味な日本酒がずらり。飲み比べセットも大好評でした。

ベトナム料理とワイン CHILANのクラフトビール

廿日市でモダンベトナミーズ&ナチュラルワインレストランを手がける「CHILAN」さんからは、オリジナルのクラフトビールが。ワインで知られる「CHILAN」さんですが、実はクラフトビール事業も進められています。キュートなデザインの缶に入るのは、もちろん広島食材を用いたビール。廿日市のサゴタニ農園さんとコラボしたラッシーのような「Mootown」、瀬戸田の向かいに位置する高根島のなベルガモットを使用した「Gold Digger」。品薄でなかなか手に入らない希少なクラフトビールをありがとうございました!

ハンドドリップコーヒー tomo coffee&くるみカフェ

9月、西区都町にオープンしたばかりの「tomo coffee」さんは、ハンドドリップコーヒーを。コーヒーの香ばしい香りが、会場内にふわっと漂います。ちょっと休憩にぴったりのドリンクは、丁寧に淹れられているからこそ尊いもの。癒しの一杯をいただきました。

99.9%広島食材のランチ&スイーツ

広島県産食材だけで構成されたランチセットやスイーツにも行列ができました。レシピ考案は、弊社で開講したフードビジネス実践講座1期の受講生の皆さんです。ランチプレートは3種類、スイーツ1種類、スムージーは3種類を用意しました。その中から一部メニューをご紹介します。

写真は、ランチメニュー「倉橋島のぶちデカい牡蠣フライ定食」です。メインの牡蠣フライは、倉橋島産の大ぶり牡蠣を使用。ソースは、某調味料を混ぜ込んだ県民特製のお好みソースです。付け合わせには、県産キャベツの千切りサラダ、ルンビニ農園の小松菜ガーリック炒めを。副菜は、県産ジャガイモのチチヤス牛乳ポテサラ、カープ色の県産トマトマリネと彩り豊かに。汁物は、合わせみそに尾道の特産品ワケギを使った焼き出しの味噌汁を。安芸高田市産こしひかりのごはんの上にかけたのは、日本最古のふりかけである旅行の友です。

これだけのボリュームランチが、全て広島県産でまかなえるとは、さすが食の宝庫「広島県」!素材そのものの味を十分に楽しめるランチに仕上げました。

緑が映えるスムージーは、ルンビニ農園さんの小松菜を使用。福山市に本社を置く豆徳の野菜チップス、旬の柿がセットにしています。えぐみがなくスルスル飲めるスムージーは、美容にも健康にも◎!

今回提供したメニューに使われている素材等は、手帖内で詳しく紹介していますので、ぜひ探してチェックしてみてくださいね。

幻のマルガメラーメン登場!

デザイナーとして活躍する傍ら、ラーメンづくりを趣味とするマルガメトシオさんから「マルガメラーメン研究所」として、「ひろしま食材色々まぜめん」を特別に用意していただきました。趣味の域を超えたまぜめんに、参加者一同驚愕…!

こちらも使用食材はオール広島県産。トッピングされたのは世羅産たまごの自家製温玉、安佐北区ユーメンもろみ醤油使用の自家栽培茄子ペーストなどなど…。こだわりづくりのまぜめんは、日本酒にも合うよう考案されたとか。まぜめんを食べながら、大和屋酒舗さんで購入した日本酒をクイッと飲むお客さんも多々!中毒性のあるまぜめんに感涙です。

お土産にも嬉しい広島の逸品も販売

その場で食べるだけでなく、お買い物も楽しめるのが今回のイベントの特徴です。皆さんにぜひ食べていただきたい、広島の逸品も出店販売していただきました。

米粉100%でしっとり美味「リスおじさんのバウムクーヘン」

食品添加物を一切使わずに焼き上げた「丸太屋」さんの「リスおじさんのバウムクーヘン」。三次産米粉100%グルテンフリーで、ヘルシー志向の方にぴったり!口の中でほんのり優しい甘さと香りを感じる、手土産にも喜ばれるスイーツです。パッケージのかわいさにもご注目!

ご当地かりんとうなら「香木堂」

東広島市に店舗を構える「香木堂」さんからは、地域食材を主とした「かりんとう」を販売していただきました。県内のみならず、なんと47都道府県の銘酒を味える「利きかりんとう」はマストバイ!かりんとうで広島食材他、全てが味わえてしまうアイデアとおいしさで話題沸騰中です。

特別レシピブックあり!広島文教大学学生による手帖販売ブース

もちろん、今回の主役である手帖販売も盛況でした。お手伝いしてくれたのは、広島文教大学人間科学部人間栄養学科の学生さんと先生です。

手帖内には、QRコードが付いている小コラムがあります。それを読み込むと彼女たちが考案した広島食材を使ったオリジナルレシピが!「ただおいしいだけでなく、広島食材がしっかり見えるよう工夫しました」と話す学生さんたち。手帖とは別にレシピブックも作成したので、お手元に置いておきたい方はぜひ個別でお声がけください。彼女たちの努力が詰まったレシピを見て、日々の献立に役立ててくださいね。

楽しいと美味しいが盛りだくさん!ひろしま食の手帖2025

今回のイベントは、記事で紹介きれないほどたくさんのスタッフ、ボランティアの方々にご協力をいただきました。そして、広島県の生産者様、食品メーカー様に、商品提供など多大なるご協賛もいただき、心より感謝申し上げます。広島の食を盛り上げたいという多くの方の思いで成し遂げられた、素晴らしい記念イベントとなりました。

まだまだ手帖は絶賛販売中!スケジュール帳としてだけでなく、食のライフログとしての使い方もおもしろいですよ!

今後も引き続き、広島県の食を最高に盛り上げられるよう全力でまい進してまいりますので、より一層の御愛好のほどよろしくお願いいたします。お忙しい中、集まっていただいた皆さまに、この場を借りて心よりの感謝を…!

購入できる店一覧:広島県内主要書店(紀伊国屋書店、廣文館、ジュンク堂書店、蔦屋書店、MARUZEN、啓文社etc.)、夢ぷらざ、ハンズ広島店

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「ひろしま食の手帖」の使い方については、皆さまからのアイデアも募集中です。
こんな使い方してるよ!という情報をぜひお寄せくださいね♡

弊社は「強みを言葉にする」ことを得意としています。新商品の企画開発や販促物の制作、ブランド作りに関わるご相談を多くいただいています。その他のことも、「食」に関することでしたら、お気軽にお問い合わせください。

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