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大人気の自家製生餃子に「日本酒生餃子」登場!

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ミナモア店の満腹店長です。
今日は「MEAT(肉)コーナー」より、ぜひ紹介したい商品があります!!それは・・・店内仕込みの自家製生餃子の新バージョン、「日本酒生餃子」です。賀茂泉酒造の「一(はじめ)」を使った餃子です。

こちら、オープン前にテレビの取材を受けたこともあり、楽しみにしているというお声もたくさんいただいておりました。今日はこの「日本酒生餃子」のお話をさせてください。

目次

誕生秘話~なぜ、日本酒なのか?

もともとアバンセの店内仕込みの生餃子は人気商品です。こちらは、胡麻油と紹興酒の風味が格別と、大変好評をいただいております!三越店、古江店でも売り切れてしまうことが多いので、ご存知でない方もいらっしゃるかもしれません

今回、ミナモア店オープンにあたって、この餃子をパワーアップさせるか?新バージョンを作るか?みんなで考えました。初めは、挽き肉や野菜など材料を変えてみようか、味付けを変えてみようか・・・と試行錯誤していました。あるとき、賀茂泉酒造さんと話をしていて、「美酒鍋」のことを思い出し、ピンときたんです!

賀茂泉酒造

賀茂泉酒造
大正元年(1912年)創業の西条の中ではもっとも新しい蔵だが、純米醸造のパイオニアと呼ばれる。アルコールや糖類を添加せず、米・米こうじ・水のみを原料とした純米酒、三位一体のバランスが風味を左右する。広島杜氏伝承の三段仕込を忠実に守りながら、厳選した酒米を使い低温発酵を行うなど、手間暇かけた酒造りを行っている。⇒Instagram

賀茂泉酒造の蔵前(写真:賀茂泉酒造提供)
満腹店長

美酒鍋って、広島の郷土料理ですね。

賀茂泉酒造

美酒鍋は、蔵によっても作り方は違うんですよ。今日は、賀茂泉酒造の美酒鍋を紹介しますね。

美酒鍋(びしゅなべ)
広島県の酒処、西条の蔵元に伝わる郷土料理。農閑期に、家族と離れて酒造りをする蔵人たちのまかない料理でした。大量の水を必要とする日本酒造りは、蔵人をびしょ濡れにします。そんな彼らを「びしょさん」と呼び、夕食でねぎらいました。鍋を囲み、酒を酌み交わし、家族のことを想ったのです。中には、下戸もいて、飲みきれない酒を目の前の鍋に入れたことで、美酒鍋が誕生したと言われています。びしょさんの鍋が「びしょ鍋」と呼ばれるようになり、後に「美酒」の漢字が当てられました。
各蔵に伝わる作り方がありますが、基本は先に肉類を炒め、野菜を入れて、最後に日本酒を回しかけます。ポイントは、野菜を入れたらかき混ぜないことです。日本酒で蒸すことで、野菜の甘味とうま味が最大限に引き出されます。

賀茂泉酒造

美酒鍋の調味料は、塩と酒だけなんです。どうして、塩と酒だけであんなに美味しくなるかというと、日本酒には、素材のうま味を引き出すという効果があるからなんです!

満腹店長

なるほど。そうすると・・・餃子の場合も、タネに日本酒を加えることで、国産の豚肉とキャベツのうま味を引き出すことができるかもしれませんね!

賀茂泉酒造

はい、加える日本酒も賀茂泉の「一(はじめ)」が良いと思います!「一」は、精米歩合75%です。これは酒造りの精米率としては、決して高くないのですが、米のうま味をしっかり残していると言えます。

満腹店長

米のうま味と野菜のうま味・・・相乗効果が期待できそうですね。他にも何かポイントはありますか?

賀茂泉酒造

美酒鍋の場合、大事なのは野菜を加えたら、かき混ぜないということです。日本酒を注いだら、そのまま蒸して仕上げるんですね。これが野菜の甘味とうま味を最大限に引き出すポイントになっています。

満腹店長

餃子も豚肉と野菜を皮で包んで、蒸して仕上げますね!タネに日本酒を加えることで、美酒鍋と同じように、野菜の甘味とうま味が引き出せるかもしれませんね。

これをヒントに何度も試作を重ねた結果、誕生したのが「日本酒生餃子」なのです!!

賀茂泉酒造「一」とは?

「一」と書いて「はじめ」と読みます。

シンプルゆえに、インパクトのある銘柄ですね。この「一」の名前の由来を教えていただきました。

賀茂泉酒造は、純米醸造のパイオニアと言われます。それというのも、昭和30年代までの日本酒は醸造アルコールなどを添加したものが一般的でした。蔵元として、それが悪いことだとは言いません。でも本来、日本酒は米と米麹だけで醸すことができるのです。二代目、前垣壽三は、その原点に立ち返って「純米酒」造りに取り組みました。

約6年の試行錯誤の末、「本仕込 賀茂泉」を発売し、純米醸造のパイオニアとなりました。三代目、前垣壽男は、昭和50年頃からの第一次地酒ブームと合わせ、純米醸造酒を広く普及させるべく、精力的に活動し、「純米の賀茂泉」の名を全国に広めました。

このような賀茂泉の歴史があり、純米酒をあまり飲んだことがない方の最初の一歩にしてもらえるお酒を造ったのです。「一」は、純米酒のはじめの一歩という意味を込めています。

広島県民歴46年

これまた非常に初心者にも飲みやすいし、イイお酒だよね!

賀茂泉酒造

料理酒として使うのにも適していると思います。

日本酒生餃子の味わい

従来の生餃子に比べると、皮がしっとりしていますが、皮をしっかりめにカリッと焼いていただくと、もうタレも何も必要ありません☆素材の味が感じられます。

皮はもっちり、中のキャベツのシャキシャキ感も残してあります。「家庭的な味」と言ってくださるお客さもいます。外食の味よりは、あっさりしていますが、それが本来の素材の味なんです。

これまでの自家製生餃子と食べ比べをしていただくと、違いがよく分かりますよ。

自家製生餃子、日本酒生餃子の売場

ミナモア店に入ると、上の方にこのようなサインがあります。これを目印に奥まで歩いてください。

中通路側の端っこに、このようなコーナーがあります。今月は、ここに自家製生餃子と共に、日本酒生餃子も置いていますので、ぜひ食べ比べをお楽しみください。餃子のタレには、「実生ゆず かけぽん」がおススメです♪

餃子を手作りしたいとき

自分で手づくりしたい!という方は、アバンセの挽き肉を使ってみてください。アバンセでは、国産豚肉を店内でミンチに加工しております。冷凍肉も混ぜておりません。

もちろん、餃子皮も美味しい!と、アバンセのみんなで確認済です(*^-^*)

そして、餃子にはビール!という方には、クラフトビールも多数、ご用意しております(*´▽`*)

たくさんありすぎて選べない!という方は、近くのスタッフにお気軽にお声掛けくださいね。

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