みなさん、こんにちは。フードプロデューサーの平山友美です。
年間、約1300万人が訪れるという淡路島。多くの人々を惹きつけてやまない理由のひとつが、多彩な淡路島グルメです。
淡路島シリーズの記事で紹介した玉ねぎや鯛以外にも、たくさんの「おいしい」を味わってきました。今回は、淡路島特産の魚介やお肉、スイーツまで味わいながら、淡路島を思いっきり楽しめる、わざわざ足を運びたくなるおすすめスポットをナビゲートします。
- 淡路島のおすすめグルメやランチ情報を知りたい
- フォトジェニックな淡路島スポットに行ってみたい
- 淡路島の食材やお土産を購入できる場所を知りたい
という方にピッタリな内容です。
ぜひご覧ください。
癒しと食がテーマ!アクセス抜群の「アクアイグニス淡路島」
2022年7月にオープンした複合型天然温泉リゾート「アクアイグニス淡路島」。
「癒し」と「食」をテーマにした施設には、温泉やスパ、レストランが揃い、淡路島ののんびりとした雰囲気の中で心とお腹を満たすことができます。関西方面からアクセスしやすく、淡路島観光の行き帰りにふらっと立ち寄りやすい立地も魅力です。
大阪湾を目の前にできる温泉は、開放感抜群!海を眺めながら、ゆっくりとお湯に浸かることができます。水着着用マストなので、カップルや家族連れでも楽しめるのも嬉しいポイントです。
施設内には、3つのレストランがありますが、今回利用したのは「ペスケリア・ 風波」。淡路の旬食材を、気負わず食べられるメニュー構成が話題のお店です。
今回いただいたのは、淡路島春の味覚丼(2300円)。ごはんの上に、鯛、鰆、サクラマスの3種の魚と、筍や菜の花がたっぷりと盛られています。
注目すべきは、2017年に淡路島の新ブランド食材として誕生した「サクラマス」です(写真の丼、左)。
サクラマスはサケ科の魚で、河川で過ごすものをヤマメ、海へ下り銀化したものをサクラマスと呼びます。天然ものに出会うことはほぼなく、養殖をするにも難しい魚。その養殖を可能にしたのが、淡路島の優れた養殖技術だとか。島外への出荷はわずかで、いただけるのは主に淡路島の飲食店や宿泊施設などに限られているそうです。
また、サクラマスの旬は3月から5月。その他の時期には出回らない春限定の希少な魚です。気になるそのお味ですが、サーモンとはまた違うコクある甘み!しっかりと脂がのっていますが、上品な食べやすさがありました。
もちろん、玉ねぎも忘れてはいけない食材です。単品で、淡路島産玉ねぎ彩りかき揚げ(600円)もオーダーしました。玉ねぎとと一緒に揚げられた、淡路島の廣田農園で有機栽培されている有機カレンデュラの花弁の彩りにうっとり。カレンデュラには、月経不全や更年期障害にも効果があるといわれているハーブです。玉ねぎの栄養素も相まって、美容にもうれしいかき揚げをおいしくいただきました。
その他にも、淡路牛に淡路鶏、しらす丼まで、季節の旬を映すメニューがラインナップ。いつ訪れても、淡路島の恵みをいただけますよ。
季節毎の花畑で癒される「兵庫県立公園あわじ花さじき」
お次は、花の名所として大人気の「兵庫県立公園あわじ花さじき」です。
県立公園とあって、なんと入園料無料!建物内には、カフェレストランや産地直売所が入っており、花だけでなく淡路島の食も楽しめます。
最大の魅力は、広大な丘に咲き誇る花。なだらかに広がる高原には、季節折々の花畑が広がります。訪れた3月は、菜の花が見頃を迎え、黄色の絨毯が敷き詰められたかのような絶景が!花畑に身も心も癒されながら、ぜひ園内散策を楽しんでみてください。
一休みのおともには、花さじきテラス館1階の産地直売所販売されているソフトクリームをぜひ。青空と花畑が広がる中、淡路島産フルーツを用いた冷たいスイーツでより幸せ気分に浸れます。今回は、あまおうソフトをいただきましたが、びわソフトも大人気でしたよ!
まるで玉ねぎ遊園地?!グルメもエンタメも楽しめる「うずの丘 大鳴門橋記念館」
「うずの丘 大鳴門橋記念館」は、マストで訪れたい淡路島の人気スポット。レストランにショップ、その他、科学館などが複合する、見どころ食べどころ満載の施設です。
玉ねぎまみれ!で有名な同施設。外観からは、玉ねぎの様相は感じられませんが、中に入るとおったまげ! 大人もはしゃぎたくなる玉ねぎづくしの館内をハイライトでご紹介します!
見渡す限り玉ねぎ!玉ねぎがテーマの館内で遊び尽くす
施設内のグランドピアノには、玉ねぎプリントが施されています。玉ねぎピアノなんて、世界でここだけではないのでしょうか?! オブジェではなく、本物のグランドピアノ。誰でも自由に弾くことができるストリートピアノです。
お次はUFOキャッチャー・・・ではなく、「たまねぎキャッチャー」。ゲームセンターでおなじみのクレーンゲームで、淡路島のたまねぎをゲット! 料金は5回プレイで500円。全くとれなくても大丈夫。ゲットした玉ねぎに加え、玉ねぎ一袋分がもらえちゃいます。
昭和風レトロなネオンが光るネオンアート「タマデン」。壁一面に約30個のネオンが施されています。真ん中の座布団に座るとネオンが点滅する仕掛けもあり!
施設裏手にドーンと鎮座するのは、巨大玉ねぎオブジェ「おっ玉葱」です。オブジェの向こうに側は、鳴門海峡が見渡せる絶景ポイントでもあります。美しい景色と玉ねぎオブジェの共演はなんともシュール! SNSで大人気の行列ができる写真映えスポットです。
玉ねぎオブジェで写真を撮る際には、「玉ねぎカツラ」をかぶってどうぞ。無料でレンタルできる、玉ねぎに変身できるカツラです。
ここにきたら、全力で玉ねぎを楽しみましょう。他にも、玉ねぎを模した椅子、玉ねぎラッピングされた自動販売機など、目に入るもの全てが玉ねぎで、思わず笑ってしまうほど! 淡路島らしいユニークなポイント満載の施設で、ぜひ玉ねぎとともにあるスペシャルな時間を過ごしてくださいね。
淡路島の絶品が揃う「絶景レストランうずの丘」
館内2階の「絶景レストランうずの丘」では、島のごちそうを堪能できる多彩なメニューが揃います。
島あなご、しらす、生うに、鯛、サワラ、蛸などの淡路島旬魚、そして淡路牛など、これぞ淡路!なメニューが盛りだくさん!
メニュー選びに迷いましたが、海鮮だけでなくお肉も食べたい欲張りを叶えてくれる、うずの丘淡路牛うにしゃぶ(5940円)をチョイス。うずの丘特製うにスープで、淡路牛をしゃぶしゃぶしていただく、贅沢な一品です。
濃厚なうにソースに、とろける口あたりの淡路牛をしゃぶしゃぶ。さらに、生うにを淡路牛でくるみ、しゃぶしゃぶ。シメは、うにソースにごはんを入れて、うに雑炊に。オレンジ色の絶品うにと、淡路牛の上品な甘みに圧倒された贅沢ランチでした。
そしてこちらは、淡路牛カツの島たまごとじ(2530円)。淡路牛の赤身肉を使用したカツランチです。グツグツと煮込まれるレア状の淡路牛カツに、南あわじの淡路はなし飼いたまごをかけていただきます。牛カツの甘辛さに、まろやかなたまごがベストマッチ!
次回の淡路島取材は、淡路牛にもフォーカスしたいですね!
ここだけ商品満載!「ショップうずのくに うずの丘店」
旅にきたら、お土産やご当地品も忘れずにチェックしたいところ。淡路島の特産品が勢揃いする「ショップうずのくに うずの丘店」も必訪です。
入口には、うず高く積まれた玉ねぎがドン!
店内には、淡路島の特産品がぎっしり! どれを買おうか迷ってしまうほどのラインナップです。特に注目したいのが、ここでしか買えない約100種類の商品。目印は「ココだけ商品」のポップです。ドレッシングなどの加工品、スイーツ、スナック、キャラクターものなど見逃せないプロダクトがずらりと並んでいます。ワクワクすること間違いなしのお買い物タイムを楽しめますよ。
兵庫県最大級の産直市場「美菜恋来屋」
最後に紹介するのは、兵庫県最大級の広さを誇る産直市場、美菜恋来屋(みなこいこいや)です。
広々とした店内に並ぶのは、淡路島産の新鮮な野菜たち。そして淡路牛に淡路ビーフ、鮮魚、加工品など、淡路島に関する食品やお土産が所せましと並んでいます。
ご当地食材を知るには、産直へ赴くのが一番。地域のリアルな食材や食文化を学べる貴重な場所です。
もちろん玉ねぎも販売。ここでは箱買いも可能です。重たい玉ねぎも発送してくれるので、帰路の持ち物を心配せずにお買い物ができます。
店内にはフードコートも併設。リーズナブルな価格で、気軽に淡路グルメを楽しめます。
ぜひ食べていただきたいのが、モーツァルトの音楽を聴かせながら育てた牛「モーツァルト牛乳」のソフトクリームです。モーツァルトの楽曲を聴いて育つ牛は、ストレスなくリラックス状態になるため、搾った乳は濃厚で甘くなる効果が期待できるとか!
写真は、モーツァルト牛乳ソフトキッズサイズ(330円)。大人でも小さめサイズを購入できるので、小腹が空いたときにぴったりのスイーツです。
気になるその味は、優しい甘みとすっきり後口感。確かに、通常のソフトクリームとは違う、上品なまろやかさが感じられます。モーツァルト牛乳を使ったソフトクリームをいただけるのは、こちらのみ。希少な牛乳からつくられた、ひんやりスイーツ、ぜひチェックしてみてください。
最後に
花の絶景に玉ねぎにまつわるお楽しみ、おいしい食材など、魅力満載の淡路島。学び半分、楽しさ半分。足して100%大満足な淡路島の名物食スポット巡りを堪能した取材旅でした。今回は淡路島の南方面を主に訪れたので、まだまだ未知の場所があると想像すると心が躍ります!
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