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淡路島の農業文化に触れる!玉ねぎ収穫体験レポート

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みなさん、こんにちは。フードプロデューサーの平山友美です。

淡路島の特産品と聞いて、まず一番に玉ねぎを思い浮かべる方も多いでしょう。そのイメージのとおり、兵庫県の玉ねぎ生産量は全国3位!そのうちのほとんどが、淡路島で栽培されています。とりわけ、三原平野の広がる南あわじ市は島内生産の約9割を占める玉ねぎの一大産地です。

今回は、そんな淡路島の玉ねぎの魅力とおいしさに迫るべく同市の「淡路島濱田ファーム」を訪れ、玉ねぎ収穫体験に参加した様子をお伝えします。

Check !!
  • 淡路島の玉ねぎについて知りたい
  • 淡路島濱田ファームで玉ねぎ収穫体験をしてみたい
  • 淡路島の玉ねぎ農家さんと繋がりたい

などなど!これから淡路島に行こうかな~と思っている方にもピッタリの内容です。


ぜひご覧ください。

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目次

全国にファン多数!名物玉ねぎ農家さんがいる「淡路島濱田ファーム」へ

玉ねぎの収穫体験ができるのは、「淡路島濱田ファーム」、農園主は濱田哲司さん。「てっちゃん」の愛称で親しまれている玉ねぎ農家さんです。

市の職員を早期退職し、濱田さんが農家となったのは2010年のこと。現在は、濱田さんの父から受け継いだ農地で家族とともに、玉ねぎをメインとしたお米や季節野菜などを生産しています。

農園では、定期的に玉ねぎの収穫体験や植え付け体験を開催。「淡路島の玉ねぎの魅力を知ってもらいたい」と農園を継いだ後すぐに「顔がみえる農家」の先駆け的存在となり、販路開拓やSNS発信、農業体験などを積極的に行ってこられました。

そんな活動と「抜群においしい」と評判の濱田さんがつくる玉ねぎは、「てっちゃんの淡路島たまねぎ」として数々のメディアに登場し、全国区レベルで有名に。現在も、県内外から多数の農業体験者を受け入れ、全国に向け淡路島玉ねぎの魅力を日々発信しています。

淡路島産玉ねぎのおいしさは土壌と栽培方法にあり

収穫体験の前は、まず濱田さんの玉ねぎミニ講座を聞きましょう。淡路島の玉ねぎの特徴や、育成・収穫までの流れ、濱田ファームのこだわりについてなど、この農園への理解を深めます。

淡路島の玉ねぎは、甘く柔らかいことで知られています。特に濱田ファームでは、牛糞堆肥や緑肥作物、稲わらなど、良質な有機物を用い、玉ねぎに最適な土づくりにこだわっているそうです。更に、化学肥料や農薬の使用を極力減らし、安心かつ安全な玉ねぎづくりを心がけています。

濱田ファームの畑をみると、玉ねぎと雑草が共存していて、とても自然な環境で玉ねぎが育っているのがわかります。

また、淡路島には、気候や風土など、おいしい玉ねぎが育つ好条件が揃っているとか。海底が隆起してできたミネラルを豊富に含んだ肥沃な土壌、水はけの良さ、日照時間の長さ、温暖な気候、これらが複合的に作用し、甘みと栄養分が詰まった玉ねぎが生まれるそうです。

もうひとつ、濱田さんの玉ねぎがおいしくなる要素があります。それは、二毛作という淡路島の伝統的な栽培方法です。例えば、春の玉ねぎ畑は、6月には米作りをするために水田へと姿を変えます。この結果、次の玉ねぎ栽培時に土の中の栄養バランスが整い、美味しい玉ねぎが育つ循環が生まれるのです。

玉ねぎ栽培が始まったのは、今から約130年前の明治時代。脈々と受け継がれてきた伝統、そして度重なる品種改良など、農家さんの絶え間ない努力の結晶が、現在の淡路島玉ねぎに繋がっているのですね。

そんなお話の最中、「玉ねぎ、かじってみますか?」と濱田さん。採れたての玉ねぎをかじるなんて、さすがに初めての経験です。

いただいたのは、「スーパーアップ」という品種の新玉ねぎです。一口かじりついた瞬間、口いっぱいに甘さが広がります。糖度は10度以上というから驚きです!(※通常の玉ねぎは、5度前後)とはいえ、玉ねぎには辛みもあるため、フルーツのような甘さを感じることはありません。しかし、この甘さは想像以上。そして新鮮な玉ねぎは、瑞々しいことを実感しました。

玉ねぎは、日持ちがするので家庭の常備野菜になっていますが、新鮮な玉ねぎというのもぜひ味わってもらいたいです。濱田ファームに連絡すると、その日に採れた玉ねぎを即日出荷してくれますよ。

自分で採って袋いっぱいに持ち帰る極上玉ねぎ

玉ねぎ丸かじりの衝撃体験後は、収穫体験のスタートです。畑には、収穫適期のたまねぎがゴロゴロと実っています。取材時は3月中旬。新玉ねぎの品種のひとつ、超極早生種「スーパーアップ」の収穫に挑みます。

玉ねぎの葉の部分を掴んで引っ張ると、意外にもスポンと簡単に収穫できました。大物を狙おうと見定めるのも、楽しい時間です。掘り出すと、玉ねぎの新鮮な香りが漂います。

引き抜いた玉ねぎは、はさみで葉と根を切り取り、お土産用としてネットに詰めていきます。

ネットに6個の玉ねぎを入れて持ち帰ろうとすると、「まだまだ入るよ!しっかり入れて!」と濱田さん。
お言葉に甘え、追加で3個をギューギューに詰め、計9個の玉ねぎをお土産に持って帰ることに。体験は小学生以上、料金は2000円。濱田さんの楽しいお話付きでこのお値段はお安い!さらに自分で収穫した土付き玉ねぎを持って帰ることができます。濱田さんのおすすめ玉ねぎレシピも付いてきますよ!

「濱田ファーム」での玉ねぎ収穫体験予約ページはこちらから。

最後に

時折吹く爽やかな春風と初夏を思わせる陽射しの中で参加した玉ねぎの収穫体験。濱田さんの仕事への熱意や努力を目の当たりにすることで、深い感動を覚えました。また、玉ねぎを自らの手で土から掘り起こし、泥を落として、持ち帰る。このプロセスを経ると、玉ねぎはもっと特別で愛おしい存在になります。

早速、今回収穫した玉ねぎを使って、レシピを考えてみました。ぜひ、皆さんも淡路島玉ねぎのおいしさを、存分に味わってみてください。

レシピ記事はまもなく公開です!

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