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【淡路島のおすすめ宿泊 後編】海里(かいり)淡路島オーベルジュの朝ごはん

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今回も淡路島で満喫した食旅をレポートします。お気に入りはオーベルジュ「海里(かいり)」です!夕食と朝食の 2 食でたっぷり淡路島を味わうことができたうえ、お宿もシェフもシビレるほど、素敵だったので、本当は教えたくないけど…レポートします。特に充実した食旅を体験したい方には、ピッタリな内容です。

「食」の仕事をしたい方、料理の仕事をしている方の目線で、食材や料理についての豆知識を所々に記載しています。記事は2つに分けました!後編は、朝ごはんのレポートです。
前編はこちら。

目次

朝の茶摘み

「ハーブティーにする葉を摘みに出かけませんか?」
そう誘われて、外へ。
お天気もよくて、気持ちのいい朝でした。
少し歩くのかな?と思っていましたが、もう玄関を出てすぐの庭で摘み始めた岡野シェフ。

摘み菜のお話も聞きながら、改めてここに泊まって良かった~!と思えたのでした。

岡野シェフ

これは「レモンマートル」ですね。

友美

確かに!レモンの香りがしますね。

岡野シェフ

これはローズゼラニウですね。結構、香りが強いんですけど。

友美

知らないと、全く気付かないでいました・・・こんなに近くにハーブがたくさんありますね。

岡野シェフ

「タネツケバナ」は、時々摘んで、料理のあしらいにします。

友美

もしかして昨日の夕食のときにあしらいに使われていたクマザサも摘んたものだったんですか?

岡野シェフ

そうですね。だいたい、料理のあしらいは、この辺りを散策すると、手に入りますから!

レモンマートル
オーストラリアのクイーンズランド州沿岸部やブリスベンからケアンズにかけての亜熱帯地域に自生する常緑低木です。先住民・アボリジニの人々は、古くからこの植物を料理や薬草として用いていたそうです。
現地には3mほどのものから、大きいもので10mを超えるものまであります。6月〜7月ごろには、1本の花茎に白〜クリーム色の小さな花が多数咲き、満開になると、木全体がクリーム色の花で覆われるほどの美しさになります。レモンマートルの葉には、レモン以上に多くのシトラールが含まれており、非常に強く爽やかな香りを放ちます。
※参考:LOVEGREEN https://lovegreen.net/library/herb/p92609/

ローズゼラニウム
数あるゼラニウムの中でも「香り」や「効能」をもつ種類で、ハーブゼラニウムやセンテッドゼラニウムとも呼ばれています。名前の由来は、バラのような香りを放つことからきています。古くからヨーロッパでは、厄除けや虫除けの目的で庭や家の周囲に植えられてきました。甘くてフレッシュな香りは、気分を明るくし、ストレスや不安を和らげる働きがあるとされ、ホルモンバランスの調整にも役立つといわれています。アロマオイルをはじめ、ハーブティーや料理の香りづけ、さらには手作りクラフトなど、多用途で親しまれています。最近では、切り花用のグリーン素材としても広く流通しています。一般的なゼラニウムは四季咲きですが、ローズゼラニウムは初夏にピンク色のかわいらしい花を咲かせます。栽培は比較的かんたんで、性質も強く、地植えにすると草丈1mほどまで成長します。
 
※参考:LOVEGREEN https://lovegreen.net/library/herb/p91145/

リナリア(姫金魚草)
小さな金魚草のような花を咲かせる一年草で、「姫金魚草」とも呼ばれています。花色が豊富で丈夫な性質から人気があり、流通量も多く、苗は冬の時期から市場に出回ります。一年草のほかに多年草の「宿根リナリア」もありますが、こちらは開花のタイミングや草丈に違いがあり、見た目もやや異なります。発芽しやすいため、ワイルドフラワーの種ミックスによく含まれており、主役になるというよりは、花壇や鉢植えの中で他の植物を引き立てる
“名脇役”のような存在として寄せ植えにも活躍します。
 
※参考:LOVEGREEN https://lovegreen.net/library/flower/p120375/

タネツケバナ
湿った場所に自生する野草で、水辺では群生していることもあります。葉の形や色、茎の色、草丈、全体の姿や毛の様子などが株ごとに異なり、じっくり観察するとその多様さに驚かされます。春が主な花の時期ですが、気候が似ていれば秋〜初冬にも花を咲かせます。花が進んでいくとともに茎が伸びて棒状の果実になり、熟すと果実の皮が2つにくるんと巻き戻るように弾け、種を勢いよく飛ばします。種は水に浮く性質があり、流れに乗って遠くまで運ばれていきます。葉にはほんのりとカラシナのような風味があり、食用にもできますが、水辺に育つ野草には寄生虫がつく可能性もあるため、食べるときはしっかりと水で洗うことがすすめられています。

※参考:野田市公式サイトhttps://www.city.noda.chiba.jp/shisei/1016739/1016740/kusakoho/kusazukan/1016835.html


何でもない葉っぱが実は、食材だったと気付かされます。どんな植物か、どんな香りのどんな味か、いろいろ知っていくと、自然が残る小道をお散歩するだけでも楽しくなります。
料理は、食材探しから!

淡路島「海里」の朝ごはん

また囲炉裏を囲んでの朝ごはんでした。夏でも朝ごはんは、囲炉裏で温めた味噌汁が味わえるそうですよ。

炊き立てごはんに、具だくさんの味噌汁。もちろん、お米は淡路島産、味噌は自家製です。

ドリンクは、淡路島牛乳のホエーをいちごシロップで割ったもの。

中でも長澤納豆店の黒豆納豆は、美味しかったです。

そして朝ごはんは、このお膳だけではありません。「鯛しゃぶ」があったんです!
もちろん、淡路島の鯛です。

囲炉裏鍋の中で、軽く火を通していただきました。

すごくシンプルな食べ方ですが、素材が良いから、最高の朝ごはんになりました。

古くて新しい、淡路島オーベルジュ「海里」

古民家をリノベーションした「海里」は、本当に質の良いものを求める方にはぴったりです。
最後に、こちらの施設内の食事場所以外のところもご紹介します。

夜はバーになることもある・・・というカウンター。この席だと、岡野シェフが料理をしている姿が見られたのかなぁ😊

オシャレ~なお風呂と洗面所。

寝室はこんな感じ。アメニティも環境に配慮された材質のものが選ばれていました。備品の細部まで、岡野さんのこだわりが伝わってきました。

食事するときの椅子も座りやすい、ベッドも寝心地が良い・・・見た目の良さだけでなく、ちゃんと使い心地まで考えられていて、とても過ごしやすかったです。古民家っていうと「寒い!」と思っていたのですが、寒がりのワタシでも、全く気にならないほど、暖房器具もこまめに配置されていました。もう絶対リピすると思います~😍

本当は教えたくなけど!? 海里はこちらにあります↓↓↓

海里-KAIRI-

兵庫県淡路市大坪604 番2


※弊社ではフードツーリズム、食旅の企画開発も承っております♪その他、情報発信のためのコンテンツ制作を行っています。情報発信は大事だと分かっているけど、「何を投稿したら自社のイメージアップになるのか」「そもそも何を書けばいいのか」「映える写真なんて撮れない~」という食品企業さま、観光協会やDMOの方、情報発信をお手伝いします。お気軽にお問い合わせください。

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