お金の話はしづらい・・・この壁をどうやって乗り越えてきたのだろう

20251210

お金の話、苦手ではないですか⁉ 私もそうでした。今でも得意とは言えません。それに、あるとき言われたことがあるんですよ。「あのヒト、お金の話をするから」って言ってたよって。(「あのヒト」とは私のこと!)そのときは、ちょっとブルーな気持ちになりました。そんな言われよう・・・ガツガツしてるみたいじゃん・・・😥

ヒトは、働く以上、稼ぎたいと思うでしょう。

お金を稼がなくちゃ・・・という気持ちが先にあると、自分の時間を犠牲にしがちです。私も初期の頃はそんなこともありました。特に料理の仕事で稼ぐって、今なら分かるけど、すごく大変なことなんですよ。飲食店って儲からないってよく言われますが、料理の仕事は全般その通りです。だって、お金をもらおうと思うと、原料コストを上げ、手間コストを上げ、付加価値を上げ・・・と、●%までみたいな教科書通りの原価じゃ、収まらなくなっていきます。

でもいつかはきっと・・・と、自分に期待をして、お金ももらえないのに、手伝ったり、あれこれ動いたりしちゃうんですよ。それで、あとになって「割に合わない」って不満だけが残ってしまう。

このね、「割に合わない」と思うか、「疲れたけど楽しかった!」と思うかが、稼げるかどうかの分岐点。

割に合わないと思う人は、時給で働いているから。それ以上に、目的が「自分が稼ぐこと」にあるから!

逆に「疲れたけど楽しかった!」という風に、どうして思えるのか、というと、それは私に対して仕事を依頼してくれたヒトたちが喜んでくれたからです。「平山サンに頼んで良かった」「本当にお世話になりました」と心から言ってくださる!目の前で。それで疲れが吹っ飛ぶ。

これで、正当な理由があって、お金をお支払いいただけるというわけです。

考えてみてください。自分が何の役にも立たなかったのに、お金だけもらうって、なんか、スッキリしなくないですか?でも喜んでもらえたなら、働いた分の対価はいただいても何の抵抗もないし、むしろ頑張った「ご褒美」だと思えます。

そしてもう一つ、一緒に手伝ってくれた仲間にお金が払えるからです。

誰しも頑張ったご褒美にもらえるお金は嬉しい。だから私は、企業から仕事を引き受けるときに、ちゃんと仲間の仕事分を予算に入れておくのです。自分への報酬を削って・・・ではなく!自分が頑張る分とは別に、ちゃんと予算をもらっておくこと。そうすれば、一緒にガンバってくれた仲間を喜ばせることができるのです。

考えてみると、働く目的が「自分が稼ぐこと」にあるときは、お金の話をしづらくて、なんだか、悪いことのように思っていました。

でも相手に喜んでもらうため、誰かを喜ばせるため、という目的が加わった瞬間から、お金の話をすることへの抵抗感がなくなっていきました。

ということは・・・一人事業主、一人会社でやっていたとしても、やっぱり仕事というのは、一人でやるものじゃない!喜んでくれる人が多ければ多いほど、金額も大きくなるけれど、それは「喜んでもらうために使ってね」と預かったお金にすぎないのです。大きな仕事を任されるということは、預かったお金を大事に使うこと・・・今の私はそんな風に考えています。

20251210

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この記事を書いた人

平山 友美のアバター 平山 友美 ひろしま食の手帖編集部 代表

フードプロデューサー。「情報は自分の足で稼ぐ」をモットーに、地域食品・郷土の味を取材しています。新聞や情報誌、専門誌に10年超えの長期連載を担当。「NHKきょうの料理ビギナーズ」にも寄稿。「TBSテレビ 熱狂マニアさん」などに出演。

その他、広島・岡山・東京を中心に食品企業の事業相談(商品や会社の強みをどう伝えるか、を言語化して、展示会や売場での見せ方を考える仕事や売り方を考える仕事)や「食」を軸にした観光系の仕事(ツアーや体験造成など)をしています。

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