フードコーディネーターの仕事は働く地域を見よう!

20260202

昨日、テレビに知り合いのフードコーディネーターさんが出ました!ずい分前に、立ち上がったばかりのある資格発行団体があって、彼女も私も初期の頃に携わっていたのでした。番組は「情熱大陸」!おぉ、彼女が出るんだ~って、ちょっと楽しみにしていました。

で、見た感想は・・・(これは彼女に対するコメントではなくて)番組の内容自体が、あんまり魅力的ではなかった💦もっと、フードコーディネーターの仕事を正確に伝えて欲しかったかなぁと思いました。情熱大陸といえば失敗や大きな挫折からの逆転というエピソードが感動を呼ぶっていうイメージでしたが、そういう部分がほぼ無くて、子供を産むかどうか迷ったけど、子供がいるから頑張れるっていうコメント、私も私の周囲もみんな言ってるし(≧▽≦) 

それに1つ、メディアの方に言いたい!フードコーディネーターの仕事といえば、テレビや映画の撮影の舞台裏を支える・・・みたいな紹介をすると困るんです。地方には、そんなに仕事がないし。撮影の仕事は、広島でいうとニッショウプロさんのように、自社内にスタジオもカメラマンもフードコーディネーターもいますっていう会社があるので、フードコーディネーター業だけで、生活していける人はほぼいないんじゃないかしら。

かくいう私も、色んなことをやっていますね、と散々言われてきましたが、だって、フードコーディネーターだけじゃ、食べていけないんだもん💦と言いたかった(笑)

それなのに、あんな俳優さんの裏方で料理を作る仕事という紹介のされ方をすると、地方の人が憧れてしまって、東京に出てしまうんですよ。田舎にはフードコーディネーターの仕事がないって思って。

私が恐れるのはソコなんです・・・ せっかく、食の仕事をしたい!と思ってくれた人が、居場所を求めて都会に出てしまう。そして戻って来ないという現実。戻ってきたら、仕事ないですからね(^-^;

フードコーディネーターの仕事は、撮影用の料理をするだけじゃありません。

料理をする以外の「料理の外側」に、見えてない仕事がたくさんあります。私はその「不可視の労働」に早くから気づいたおかげで、自分の居場所を見つけることができました。私たちの安心、安全な食卓は、驚くほど多くの人の手間と責任が積み重なってできています。

華やかにメディアに出たり、撮影の舞台裏で奔走する人より、見えてないところで、働いている人の方が多いのです。 どうか、そんな不可視な労働に価値を見出せる社会になりますように!

私も微力ながら、そのような発信を続けていきたいです。

20260202

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この記事を書いた人

平山 友美のアバター 平山 友美 ひろしま食の手帖編集部 代表

フードプロデューサー。「情報は自分の足で稼ぐ」をモットーに、地域食品・郷土の味を取材しています。新聞や情報誌、専門誌に10年超えの長期連載を担当。「NHKきょうの料理ビギナーズ」にも寄稿。「TBSテレビ 熱狂マニアさん」などに出演。

その他、広島・岡山・東京を中心に食品企業の事業相談(商品や会社の強みをどう伝えるか、を言語化して、展示会や売場での見せ方を考える仕事や売り方を考える仕事)や「食」を軸にした観光系の仕事(ツアーや体験造成など)をしています。

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