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「瀬戸内じざかな日和」

広島県が推奨する地魚PRプロジェクトに中国新聞社様と一緒に参画させていただきました。

2022年度は、瀬戸内のじざかなを10種、ピックアップ。
広島市中央卸売市場に荷受けから(←深夜0時に市場に入り!)取材したり、魚を持ち帰って撮影したり、捌いて料理にしたり!

完成形はこんな冊子に!

広島市中央卸売市場は、これまで何度となく足を運んだ場所。
市場見学や模擬競りのツアーをやったこともありましたっけ…。

近海の魚の競りの様子。あっという間に終わっちゃうんですけどね~。

荷受け会社のうちの1社、広島魚市場株式会社の佐々木猛社長にもお話を伺いました。

仲卸の並ぶ通り。実際に説明を聞きながら、歩いてみて初めて市場の仕組みが理解できます。

もう7時過ぎると、市場はだんだん片付けモードに…。

魚を持ち帰って撮影…は良いんだけど、原体(そのままの姿)写真が必要なので、その後の調理が大変で…(^-^;

エイは…確実に入ってこない魚(別の魚の漁網に入ってくる偶然の産物)なので、入って来なかったらどうしよう…って心配しましたが!
いつも頼りにしている広島魚市場の吉井さんがちゃんと手に入れてくださいました!

冊子を確認してもらうと、カメラマンのきっしーこと、岸副さんがしっぽのところはきれいに加工してくれてました~!

Before

After

もちろん、自分で捌いてからの調理…なわけですが、エイだけは自信がなくて(汗)
黒郷修さん(※現在「鮨 黒郷」の大将)に泣きついて(笑)きれいに捌いてもらいました。

お店に持っていくと、すごいスピードで捌いてくださいました!
黒郷さん、ありがとうございました(涙)

お料理写真は私が撮りました。

Before

After

Before

After

こうして出来上がった冊子は、広島市内のお店で提供される瀬戸内じざかなのコースを食べに来られるお客様に配布してもらいました。

私は実食モニターとしても参加させていただきました♡

「日本料理 高山」では、「ワカコ酒」の新久千映さんとご一緒しました♪
このときの様子がなんと!「ワカコ酒」に登場してます。

ワカコ酒のバナー、左上のイラストはコチラが元画像です(笑)
炊き上がったばかりの鯛めしを見せてくださっているのが高山料理長。

左下の「オニオコゼの揚煮」は、今回の「瀬戸内じざかな日和」冊子の表紙にもなりました。

「鮨 広島あじろや」では「すしログ」の大谷悠也さんとご一緒しました!

このときのレポート記事が「すしログ」にもアップされています。
ぜひお読みください(^-^)

取材をして背景を良く知っているからこそ、プロの料理人さんたちがそれぞれの個性を活かしながら素敵なヒトサラに仕上げてくださる様子は、見ているだけでも楽しく、特に日本料理はさすが所作や盛り付けも細やかで勉強になりました。

広島県は、牡蠣だけでなく白身魚も自慢の県です(^-^)
「こりこり」とか「くりくり」は、鮮度の刺身を食べたときの歯ごたえの表現です。
広島では「こりこりしてて美味しい」とか「くりくりだね」と言います。

関東ではなぜか、マグロ好きな方が多いと言われていますが、私はあのやわらかい食感よりは瀬戸内さかなのコリコリ感が好きです。
え?そんなに食感が違う?って思った方はぜひ広島に食べにいらしてください。

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