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庄原DMO主催 里山庄原プレミアムディナー@道の駅たかの/ディナーイベントプロデュース

作る人と食べる人の交流を楽しむ、99.9%庄原産食材のスペシャルディナー!

第2弾は、「道の駅たかの」のレストラン「そらら」にて。

2021.10.30開催

道の駅たかの「Sorara

total produce; Tomomi Hirayama

chef; Masaki Fukushima

support; Shobara Tourism Authority

photo;Masaki Matsuda/ Tomomi Hirayama

 

毎回のウェルカムボードは、実は「フォトスポット」でした! 皆さんが記念に撮って帰ると、タイトルと日付、担当のシェフが記録に残るように考えたものでした。活用してもらえたかな??

道の駅たかの、といえば全国の道の駅の中でも有名です。わざわざ、遠方からやってくる人もたくさん!私も広島市内のオフィスからは、車で約2時間の距離ですが、わざわざ、お買い物に行ったことがあります。

 

活気ある売場には、旬の野菜はもちろん、ここでしか買えない加工品がたくさん。本当にいつも楽しませてくれます。そんな道の駅たかの、スタッフの皆さんのチームワークも素晴らしかったです。

 

もちろん、お料理も!

今回の3回のディナーイベントを通じて、すごいな~と思ったことは、3か所ある道の駅でそれぞれ「庄原産の食材でコース料理をお願いします!」といった漠然としたお願いだったにも関わらず、シェフが庄原産どころか、各道の駅近隣の地域の食材を選ばれたことです。

 

1回目の@東城では、東城産の食材や調味料を、2回目の高野では高野町産の食材がほとんど。後にレポートする@アヴェニールタウン のディナーも。プロの料理人のお眼鏡に適う食材がごく身近にある証しですね。

 

この日のお料理を紹介します。

まず、前菜・・・この前菜がユニークで、とても印象に残りました。

 

高野野菜と果実のアミューズ

・高野米の新米一口おむすび

・雪室じゃがいものポタージュ ガレット添え

・高野町産野菜の梨包み

・濃厚栗のフランモンブラン仕立て

※高野米:「コシヒカリ」おいしいお米に必要な条件、①昼夜の寒暖差 ②豊富な源流水 ③澄んだ空気の全てがそろっている高野町で育ったとっても美味しいお米

 

※雪室じゃがいも:道の駅「たかの」に併設してある雪室で3ヶ月間熟成。甘味と旨味が増した究極のじゃがいも。

 

※井上さんのはぶ草茶:高野町内では番茶のように常飲されるお茶。ほうじ茶のような香ばしさと、すっきりとした飲み口が特徴。

 

☆庄原のお米や野菜が美味しい!そんな記事も書かせていただきました。ぜひご覧ください。

https://www.shobara-info.com/3210

 

庄原農吉チーズ2種と瀬戸もみじ豚と高野大根の煮込み グラチネ仕立て

※馬舩さんの高野大根( 馬舩 博(まぶねひろし)さん、当日のゲストとしても来てくださいました!):栄養豊かな土壌で育った肌ツヤ良く、みずみずしさと甘さが際立つ高野町を代表する逸品。

 

※農吉チーズ:庄原が世界に誇る!自慢のチーズ工房。庄原愛を感じるチーズがずらり~

こちらの記事もご覧ください。

https://www.shobara-info.com/2615

 

「お取り寄せ」では、野菜とチーズのセットがおすすめです。

https://www.shobara-info.com/2650

 

広島レモンサーモン かぼちゃのソース ~白ネギとマイクロリーフのサラダ添え

 

比婆牛の瞬間りんごチップ燻製 高野町産野菜のロースト  ~2種のソース りんご風味の洋風ソース・大根ソース柚子胡椒風味

 

※比婆牛:名実ともに庄原市が誇る、希少価値の高い黒毛和種。

 

比婆牛については、こちらのストーリーもぜひご覧ください。


https://www.shobara-info.com/3202

 

 

この比婆牛料理の演出がすごかった♡

こんな演出が用意されているなんて・・・知らなかったものだから、その瞬間を撮り損ねてしまったのですが!

それまで閉まってたロールスクリーンをスタッフの皆さんが一斉にロールアップ☆そこには比婆牛を炭火で炙る福島シェフの姿があったのです!!

突然、窓の外の景色が変わり、一斉にシャッターを切る参加者の皆さん

 

 

みんなに注目されて、ちょっと恥ずかしそうに比婆牛を調理する福島シェフ

 

 

  • こんなに分厚い比婆牛、見たことない!

     

香茸ごはんのフュージョン

※香茸:その名の通り、香り良し、味良し。広島県北が誇るきのこの女王様

香茸がこんなお料理になるなんて!!

 

 

デザートは、高野りんごを丸ごと1個使った「焼きリンゴ」にバニラアイスが添えてありました。

そららスペシャルデザート

※高野りんご(当日のゲストでも来てくださった青才りんご園/青才 竜二(あおさい りゅうじ)さん):高野町を代表する特産品の1つ。ほとんど市場に出ない幻のりんご。

 

青才りんご園は、この幻と呼ばれる高野りんごを使ってシードルも作っています。シードルについて、取材させていただいたときの記事がありますので、ぜひご覧ください。

https://www.shobara-info.com/3253

 

焼きリンゴか~~っ とっても美味しかったので、家でも早速まねして作ってみました。

 

実は、これらの料理は、事前に試食会もしていました。コースの内容をどうするか、ということも当然の課題ですが、困ったのは「器」です。道の駅ですから… 個人店と違って、グレードの高い食器は皆無でした。

 

これは普段の私のこだわりでもあるのですが、料理と器の関係はとても重要です。器だけでなく、カトラリーやリネン、プロップ類も。(※プロップ類というのは、例えばソルト&ペッパーの容器とか、フォークレスト、キャンドルスタンドのような食卓小物のことです)

 

同じ料理でも、器次第で印象はガラリと変わります。

昼の営業しかしていない道の駅で、ディナー用の器となると・・・とても困りました。しかしシェフたちのアイデアのおかげで限られた条件の中で、素敵なプレートに仕上げることができました。前菜に使ったプレートは、ホームセンターで調達した白木を利用したものです。

 

 

そして会場をまた盛り上げてくれたマジシャンのアートさん♡

参加してないと分からないと思いますが、このマジックは笑えました(笑)

 

 

ここでもメニューは、ポップアップ式に。

 

 

@高野 では、ディナーに登場した庄原食材を販売するコーナーも設けました。直売所の方は、本当だと閉店している時間なのです。 葉付き大根は、朝は大きなワゴンにテンコ盛りになっているのに、夕方の閉店間近になるとほぼ空っぽ。夜にこんな葉っぱがピンとしたきれいな大根が手に入るなんて、レアなことなんですよ。

 

最後は、スタッフの皆さんに温かく見送っていただきました。道の駅たかの の皆さん、お疲れ様でした!

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