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江田島の商品がスーパーの棚に並ぶまで。新商品が生まれるまでの舞台裏、全部見せます!

江田島フェア
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突然ですが、スーパーに並んでいる商品って、どうやって「棚に並ぶ」のか、考えたことはありますか?

実はその裏側には、生産者さんの想い、バイヤーさんの目利き、そして何度もの試作と試食を重ねるプロセスがあるんです。

今回は、私がプロデュースを手がけた「江田島市商工会×スーパー・アバンセ」の新商品開発プロジェクトの舞台裏を紹介します。


目次

まずはバイヤーさんが江田島へ! 島の食材産地を一日かけて視察

新商品を作るなら、まずは「現場を知ること」から。

江田島

アバンセのバイヤーさんたちに江田島に来ていただき、島内の事業者さんを一日かけて巡る視察ツアーを行いました。

朝9時に集合して、夕方まで8カ所をめぐる、かなり濃い一日でした。


てくてくのさつまいも本舗

最初の訪問先は「てくてくのさつまいも本舗」。江田島育ちの無農薬さつまいもだけを使ったスイーツの専門店です。

看板商品の「芋あんの二重焼き」がたまらなく美味しいのですが、併設の「てくてくベーカリー」のパンも約50種類あってすごいんですよ!さつまいもの天然酵母で焼いているこだわりぶり。バイヤーさんたちも「これ全部さつまいもベースなんですか!?」と驚いていました。

2階のイートインスペースは子連れでもゆっくりできます

濱口醤油

お次は、なんと天保年間(1830年代)から続く老舗「濱口醤油」。六代目が50〜60種類もの醤油や調味料を作っています。

濱口醤油

特に人気なのが「愛情料理 これ一本」という万能調味料。煮付けもきんぴらも、これ一本で味が決まるというスグレモノです。実は広島市内の150店以上の飲食店で使われているので、皆さんも知らないうちに口にしているかもしれませんよ〜。

明治時代のレンガ壁が残る製造場の雰囲気も、とっても素敵でした。

濱口醤油

鯛雅(たいが)

続いて「鯛雅」。後ほどご紹介する坪希旅館が直営する、鯛めしの製造直売所です。冷凍の「ふくふく鯛めし」は、えたじまブランド認定商品。ここが今回の新商品開発の重要な拠点のひとつになります。

鯛雅

Shirasuya e’s(シラスヤ イーズ)

ここは要チェックですよ〜!牡蠣やいわし漁を営む家業に育った店主が営む「Shirasuya e’s」。

注目は、オリジナルの牡蠣リエット「KAKIJAN(かきじゃん)」。江田島産の牡蠣にレモン、ハーブ、オリーブオイルを合わせたペーストです。ポットラックで注目の的になること、間違いなし。

しらすや


江田島オリーブファクトリー

午前の視察を終えて、お昼ごはんは「江田島オリーブファクトリー」で。

廃校になった小学校の敷地に建てられたこの施設、オリーブの栽培から加工・販売・レストランまで全部やっている6次化複合施設なんです。広島県産100%のエクストラバージンオリーブオイル「安芸の島の実」は世界的なコンテストでも高評価。

ガラス越し・・・ではありましたが、バイヤーさんたちも搾油場を見学してから、オリーブオイルかけ放題のランチを堪能。贅沢すぎる昼食でした!


坪希旅館・寺本水産・七宝丸

午後は、今回の新商品開発の主役となる事業者さんとの商談タイムです。バイヤーさんたちは、それぞれの事業者さんとじっくり商談。ここでの対話が、のちの新商品開発に大きくつながっていくのです。

明治時代から続く老舗料理旅館「坪希旅館」。三代にわたって牡蠣養殖を続ける「寺本水産」。商談の様子はこちらの記事もぜひお読みください。

そして、ラストは島出身の坪木さんが「島を活気づけたい」と立ち上げた海鮮工房「七宝丸」。

ハジマリノテラス

試食会で「これ、いける!」── アバンセ本社にて

視察で島の食材を体感し、商談で方向性を決め、事業者さんが試作を重ねて……いよいよアバンセ本社での試食会です。

江田島から届いた開発中の商品を、アバンセの根石社長やバイヤーの皆さんと一緒に試食。「この味付け、いいね!」「パッケージはもう少しこうした方が……」と、率直な意見が飛び交いました。

現地を視察して生産者の顔を知っているからこそ、「あの坪希さんが作ったんだ」「寺本さんの鍛え牡蠣だよね」と、試食にも熱が入ります。


こうして生まれた4つの新商品!

そして、ついに商品化が決定!2つの事業者さんから、4つの新商品が誕生しました。


坪希旅館の「鯛めし&牡蠣めし」

瀬戸内海の天然真鯛から出汁をとり、ひと釜ずつ炊き上げる坪希自慢の鯛めし。それに、牡蠣の旨みたっぷりの牡蠣めしをセットにしました。

電子レンジで温めるだけで料理旅館の味が楽しめるんです。お取り寄せ好きの方にはたまらないと思います!


寺本水産の「鍛え牡蠣」シリーズ 3品

寺本水産が三代にわたって育てる「鍛え牡蠣」。奈佐美瀬戸の速い潮流の中で、甘やかさずに育て上げた牡蠣は、プリッとした食感と濃厚な甘みが格別です。

この鍛え牡蠣を使って、3つの商品が誕生しました。

鍛え牡蠣のピザ ── 牡蠣たっぷり、チーズとろ〜り。冷凍からオーブンで焼くだけ!ワインにもビールにも合います。

鍛え牡蠣としらすのオイル漬け ── 江田島産しらすとオリーブオイルで漬け込んだ贅沢な一瓶。そのままでも、パスタに絡めても、バゲットにのせても◎。

鍛え牡蠣と海苔の佃煮 ── ご飯にのせたら、もう止まりません……!これ、パンにも合うんですよ。


テレビでも紹介されました!

嬉しいことに、これらの新商品はRCC中国放送の「イマナマ!」の人気コーナー「街ネタ知りたガール」で紹介していただきました!テレビで取り上げていただけると、やっぱり反響が大きいですね。


そして広島駅のミナモアで「江田島フェア」開催!

プロジェクトの集大成は、2026年3月に開催した「江田島フェア」です。

会場は、広島駅の新駅ビル「ミナモア」内にあるアバンセminamoa店。開業1周年のタイミングに合わせて、特設コーナー「アバンセ テーブル」を中心に、江田島の新商品をずらりと展開しました。


生産者さんが店頭に!

このフェアで一番嬉しかったのは、生産者さん自身が店頭に立ってくださったこと。

寺本水産の寺本さんと、坪希旅館の三奈戸さんが試食販売を担当。お客様に直接、商品の魅力を伝えてくださいました。

「この牡蠣、どうやって育ててるの?」「鯛めし、温め方のコツは?」──生産者さんとお客様が直接会話する場面がたくさん生まれて、これはオンライン販売では絶対にできない、リアルならではの価値だなぁと実感しました。

結果、フェア全体で目標数値も達成!大成功でした。


「知る→つくる→届ける」の3ステップ

今回のプロジェクトを振り返ると、大切だったのはこの3つのステップです。

STEP 1 ── 知る(現地視察) バイヤーさんが島に行き、生産者さんと出会い、素材のこだわりを肌で感じる。

STEP 2 ── つくる(試食会→商品化) 視察の体験をもとに試食会を行い、バイヤーの意見も取り入れながら商品を磨き上げる。

STEP 3 ── 届ける(江田島フェア) 完成した商品を、お客様のいる場所で、生産者さん自身の言葉で届ける。

この流れをワンストップでできたことが、プロジェクト成功のポイントだったと思います。

広島の海に浮かぶこの島には、まだまだ知られていない「おいしい」がたくさんあります。

もしアバンセminamoa店で江田島の商品を見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。その商品が棚に並ぶまでの物語を、少しだけ思い出していただけたら嬉しいです。


江田島フェア

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