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「クリエイティブ」とは?

 ~鹿児島県新産業創出ネットワーク事業 セミナー講師

鹿児島県商工労働水産部主催(㈱オービジョン様受託)の事業で3回目セミナーの講師を務めました。
この事業は、鹿児島県の主要産業の1つである食品関連産業に着目し、「マネタイズ」「マーケティング」「クリエイティブ」「イベント運営」の4つを切り口に、ワークショップを交えて参加企業と課題解決に取り組もうというものです。

全4回のセミナー&交流会のあと、鹿児島中央駅前のアミュ広場で合同販売会が予定されています。 
私は、第3回目の「クリエイティブ」担当でした。
クリエイティブというと、デザインのことだと思う方が多いのですが、クリエイティブ=デザインではありません

今回はこのクリエイティブについてのお話と・・・実は鹿児島県では、何度かお仕事で通ったことがありました。この頃のことも振り返ってみたいと思います。

熱心に聞いてくださって、ありがとうざいました。

「クリエイティブ」とは?10年前の事例から

こちらが「Before」の状態。
冷凍のもつ鍋商品でした。

スープ付で、モツの処理も丁寧。
すごく美味しそうなんだけど・・・

相談をいただくと、初回は事業者さんの会社を訪問します。アドバイスをするときは、製造現場を見ておくことが必須。

左の白いジャケットを着ているのが10余年前の私です(^-^;

クリエイティブの中には、「コンセプト」も含まれます。コンセプトをひと言で・・・説明しても、馴染みのない方には難しいと思うので割愛しますが、私はこのコンセプトを考えることが得意です。これが好きだから、今の仕事が成り立っていると言っても過言ではありません☆
コンセプトを立て直すことで、誰に(どんなお客様に)届けたい商品かが明確になります。

この時は、ボリューミーなもつ鍋セットだったものを「一人暮らしの女子が仕事帰りに買って一人もつ鍋を楽しめる」というシーンで推すことにしました(*´▽`*)

ここまで決めてから、デザイナーさんの登場。

そうなんです。今回のセミナーでもお話しましたが、コンセプトもまとまってないうちから、デザイナーさんに丸投げしてしまうと、うまくいきません。どんなにプロが入ろうとも、コンセプト作りには、事業者さん本人が関わらなければ、他人が考えたコンセプトはニセモノに終わります。

容器を選び、デザイン案を出してもらいます。

容器のサンプルを取り寄せて検討します。

鹿児島弁で「モテる」ことを「モツっ」て言うそうです。そこで商品名は「モテ鍋」に決まり!

容器のサイズや色に合わせて、仮の掛け紙を作って検討しました。
そして、商談会へ。

1人分のモツと特製スープつき、中身も見えるようにして・・・女子が買うのに抵抗ない感じにしてみました。

商談会は、ホテルで開催だったので、展示会場ほどのブースの作り込みは必要なかったのですが、こんな感じでPOP類も準備します。

試食用も準備します!
調理例の展示も、一人暮らしの女子の家にあるような鍋を使います☆
実際に試食していただきます!このときのコミュニケーションが大事。
試食によって、滞在時間を長くすることができるので、ここがチャンス! 短い言葉で商品の特徴を伝えることができるように、あらかじめ、「伝わる言葉」を準備しておくことがポイントです。

セミナー後の交流会



第2部のデザイナーの中野さんのお話を聞いて、ワークショップをしました。これがなんと「カンパイ!」をしてからのワークショップ(*´▽`*) これはイイですね!!

ワークショップ自体、とっても勉強になりました。

交流会で提供されたフードは、地元のカフェの手作り。ほぼ鹿児島県産の食材で作ったそうです!

この昆布?で和えたものは何だったのかしら・・・メニューの詳しい説明がなかったのが残念でしたが、同じグループの方の情報では「桜島大根」ではないかと!

最後は、「サウナ」の「3」で記念写真☆

県庁の方も積極的に交流されていて、とっても雰囲気の良い会になりました。

なんと、10年前のワタシを知っている県庁職員の方もいらっしゃってました!
懐かしい~~

またこのようなセミナー、お声掛けいただければ、大変うれしいです!

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