経営のお勉強をする日~「大は小を兼ねるけど、小は大を兼ねない」

20260211

今さらですが、私は社会人経験ゼロからいきなり社長になり、一人親方会社として20余年、やってきました。ありがたいことに、人の出逢いには恵まれていて、ただの「お料理教室の先生」だった私を食品業界にひっぱってくれた社長、一人なら一人なりのやり方を指南してくれた流通業界の会社の社長、出版したいと思ったときは、出版社の社長、とこれまでの仕事人生の節目において、とても良い出逢いがありました。

とはいえ、私が「ゼロ」の状態だったところに、新しい世界を見せてくれた社長たちは、私にとっては、仕事人生に影響を与えた人ですが、向こうはそう思っているかどうかは分かりません💦別に、コンサルフィーをお支払いして、教えてもらったような関係でもなく、ただ紹介してくれた、そのときよくしてもらったくらいのことなのです。

中には、今でも経営のことを教えてくれる社長がいます。私の会社の相談をすることはあまりないのですが・・・「経営とは」というお話をよくしてくださいます。これもコンサルをお願いしてるわけではないので、たまに会食の機会を作ってもらって、ごはんを食べながら、色んな経営の話を聞くだけなのです。

おかげで、私自身はお仕事先で経営の話はしませんが、最初に会社を訪問したときから、どんな会社かな、どんな課題があるかな、ということを教わった通りの視点で見るようになりました。上場会社と中小企業の違い、これから伸びる会社かそうでないかとか、こんな対応をする会社はだいたいこういう課題がある・・・みたいなことです。勤めてなくても、場数が増えると、自分のものさしができるのです。「経営」が面白い、というヒトの気持ちはすごく分かる気がします。

でも自分の会社の経営は難しいです😅これはみんな同じかもしれませんが。指摘されると、なるほど・・・確かに!と気づくのですが、言われるまで自分では、良いことをやっている、と信じ切っていて、やり方を変えるという発想がなかった・・・ということがこれまで何度もありました。

これは、すごく重要なことだと思います。自分では気づかないことを気づかないまま、やり続けていると、成長は止まります。もし、私のように、一人親方で起業した人がいたら、常に客観的に意見をくれる人、「経営」の情報をくれる人を見つけておいた方が良いです。

そのときの注意点は、アドバイスをくれる人が本当に「経営者」であるかどうかをしっかり見て判断することです。大手企業のやり方と一人親方企業では、経営のやり方が全く違います。

会社は組織である、という基本が一人親方には当てはまりません。分業するにも、社外にパートナーを探すことになります。社内で部下を育てることと、自分のパートナーとの関係を築くことは、似て非なるもの。同じビジョンを共有しているわけでもない他事業者と1つのことをやり遂げるためには、企業とは違う考え方が必要なのです。

だから、大手企業に勤めていたけど今は独立してコンサルをやっている・・・という人、どんなに営業で成績を出した人でも、どんだけ名誉ある賞を受賞した人でも、経営をやったことがない人に、経営のアドバイスはできません。

このことを私は「大は小を兼ねるけど、小は大を兼ねない」と言っています。規模の大小だけでなく、経験値の大小も・・・です。大手企業しか経験したことないのに、小規模事業のアドバイスはできないと思います。複数の方を相手に起業塾や経営者向け勉強会などをやっている人は、ターゲットを絞っているからうまくいっています。自分の得意な顧客像がはっきりしているんですね。だから、それに当てはまらない人にはアドバイスできません。

アドバイスを受ける側は、1対複数の塾やセミナーでは、コンサル側からみれば「One of them」であることを自覚するべきです。その他大勢のうちの1人である限り、近所の山には登れても、富士山には登れない・・・と、私は思います。目指す山があるならば、自分で登り方を見つけるしかないのです。

・・・という考え方を経営のお勉強をするうちに学びました😌お勉強したばかりなので、アウトプットしておきました!

20260211

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

平山 友美のアバター 平山 友美 ひろしま食の手帖編集部 代表

フードプロデューサー。「情報は自分の足で稼ぐ」をモットーに、地域食品・郷土の味を取材しています。新聞や情報誌、専門誌に10年超えの長期連載を担当。「NHKきょうの料理ビギナーズ」にも寄稿。「TBSテレビ 熱狂マニアさん」などに出演。

その他、広島・岡山・東京を中心に食品企業の事業相談(商品や会社の強みをどう伝えるか、を言語化して、展示会や売場での見せ方を考える仕事や売り方を考える仕事)や「食」を軸にした観光系の仕事(ツアーや体験造成など)をしています。

目次