スーパーマーケットはどこか決めている?それとも何店舗かめぐる?

20260318

スーパーマーケットは、日常のものを買いに行く場所なので、「いつも行く」という意味では行く店舗も限られています。私は職業柄、意識的に普段行かないスーパーも何かついでがあれば見るようにしていますが、そこで「ついでに明日の撮影用の食材を買って帰ろう!」と思うと、慣れたスーパーに比べると、選ぶのに時間がかかってしまいます。

目線にもルーティーンができてしまうのでしょうか。スーパーマーケットのバックヤードでは、業務改善の取組みがなされていて、例えばスライスした肉をパックしてシールを貼ってワゴンに並べる・・・みたいな一連の作業も、いかに「歩数」を減らして、動作を最小限にして時間効率を上げるか・・・みたいなことを考えて、動いています。そんなに厳しくないところもあるけれど、厳しいところは、1秒以下単位で作業をしていきます。そういう専門のコンサルの方もいるくらいです!

それと同じで、私たちのように、お客の立場でスーパーに行く場合も、買い物が効率よくできるか否かは、すぐに目指すものが並んでいる棚にたどり着くことができ、欲しい量が想定内の価格で買える、ということがとても重要です。ここで、「どこにあるか分からない」とウロウロすることになると、すごく時間をロスします。どこにあるかは分かっても「思ってたより高い」となると、どうしようかな、今日は高いから別の食材にしようかな・・・となるのですが、例えば「肉じゃが」の材料を買うつもりで、ジャガイモが高かった場合、ジャガイモを別の食材にするということは、予定の肉じゃが自体が作れなくなってしまう・・・ということになります。

「今日の晩はこれにしよう!」というのは、料理番組でも雑誌の見出しでもよくある言葉ですが、一人の主婦が「コレ!」と決めるのは、意外と時間がかかるものです。献立で考えなくちゃ・・・となると、肉じゃがと~~何にしよう?ってなりますよね。肉じゃがとポテトサラダだと、じゃがいもばっかりかっと、家族に言われるのは目に見えている・・・し、自分もそんな献立は食べたくありません(>_<) 

このように考えると、いざスーパーで、主材料を変更しなければならないという状況に陥ることは、とても困ることなのです。ただ、こういうことが、しょっちゅう、起こるので、「主婦歴」を重ねて、困った!という状況に対応する力がついてくると、特に困った状況だとは思わなくなってくるのです。

最近、一人暮らしになった母が・・・近所のスーパーにも行かなくなってしまったことを危惧しています💦
「家族のためにご飯を作る」という仕事があった頃は、主婦力が研ぎ澄まされていて、意外と脳を働かせる場面も多かったことに気付きました。それがなくなると、ホント・・・ボケてしまってもおかしくないくらい、「判断する」機会が減っていきます。自分のために選ぶことがない、料理することもない、という毎日。

私もこういう人たちのために、何かできることはないかしら、と考えるようになりました。

20260318

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この記事を書いた人

平山 友美のアバター 平山 友美 ひろしま食の手帖編集部 代表

フードプロデューサー。「情報は自分の足で稼ぐ」をモットーに、地域食品・郷土の味を取材しています。新聞や情報誌、専門誌に10年超えの長期連載を担当。「NHKきょうの料理ビギナーズ」にも寄稿。「TBSテレビ 熱狂マニアさん」などに出演。

その他、広島・岡山・東京を中心に食品企業の事業相談(商品や会社の強みをどう伝えるか、を言語化して、展示会や売場での見せ方を考える仕事や売り方を考える仕事)や「食」を軸にした観光系の仕事(ツアーや体験造成など)をしています。

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