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広島県青少年育成事業「いただきます!継承ぶちうまプロジェクト」食育イベントプロデュース【実績紹介】

こんにちは。株式会社 平山友美フードトータルプランニングです。

先日、令和4年度「いただきます!継承ぶちうまプロジェクト」の食育イベントを開催しました。
弊社はこちらのプロジェクトのコーディネーターを拝命しており、今回は、この令和4年度「いただきます!継承ぶちうまプロジェクト」の食育イベントについてブログ記事にまとめてみました。

よろしければご確認ください。

「いただきます!継承ぶちうまプロジェクト」とは

いただきます!継承ぶちうまプロジェクトとは、広島県の青少年育成事業の一環で、子どもたちに広島県内に伝わる郷土料理、郷土の味に関心をもってもらい、絶やすことなく食べ継いでいってほしいという願いと期待を込めて実施するものです

「いただきます!ぶちうま継承プロジェクト〜廿日市桶ずし〜」の第一弾として、廿日市市中央市民センターにて廿日市桶ずしを実施しました。

開催した実際の様子は下記の動画で確認できます。

(出所:いただきます!ぶちうま継承プロジェクト〜廿日市桶ずし – YouTube

令和4年8月28日「いただきます!ぶちうま継承プロジェクト〜かしわ餅作り〜」の概要

そして今年度は、県北、三次に伝わるおやつを2回に渡って、子どもたちに体験してもらいます。2回目は「ほしはら山の学校」でかしわ餅作りを開催しました。

「いただきます!ぶちうま継承プロジェクト〜かしわ餅作り〜」の概要

・開催日:令和4(2022)年8月28日(日)

参加者の1人が書いてくれました!

かしわの葉を山に摘みに

自称、晴れ女…のワタクシがプロデュースしましたので、すっきりと晴れました(笑)

まずは参加してくれた子供たちにかしわの葉(※三次でいうところのかしわの葉は、実際はサンキライという植物の葉です)を山に摘みに行ってもらいます。そして野草茶にする材料、ハギ、クズ、ササの葉も摘みます。登山するほどではないですが、NPO法人ほしはら山の学校の副理事長、浦田愛さんから山道を歩くので、注意事項をお話しました。

木を見上げながら散策スタート。木を見上げながら歩き、たくさん、摘みました!子どもたちもさることながら、大人も楽しかったようです(^^♪

かしわ餅作り スタート

各班に分かれて、かしわ餅作り行いました。

地元のお母さんたちに教わりながら、あんこを包みます。

摘んできたばかりの「かしわの葉」ではさみます。

葉にはさんだら、蒸し器に入れます。野草茶用の葉っぱは、子どもたちがかしわ餅作りをしている間に、大人たちがせっせと洗ったり、選別したり…。蒸す間に野草茶を作ります。

葉は、ハサミでカットします。茶葉にしたのは、ササ、クズ、ハギの葉。それぞれの茶葉の味を楽しめました!

フライパンで煎ると、香ばしい香りのお茶になるんです。

野草茶の完成。野草茶といっても、すっきりと飲みやすく、かしわ餅にぴったりでしたよ。

試食の時、葉っぱをお皿代わりにしました。みんな、好きな葉を選んでもらいました。

かしわ餅作り 試食タイム

試食タイム。みんな夢中で食べました!

これが出来立てのかしわ餅です!

この柔らかさが伝わるでしょうか~~ とろけるようなかしわ餅でした。

試食の時間は、今回は一緒に作れなかったあんこの作り方を映像で見てもらいました。あんこは、この日のかしわ餅作りを教えてくださった松田さんが事前に作ってくださっていたものでした。


記念撮影

最後にみんなで記念撮影しました。

参加した方からのお客様の声

かなり人数を限定しての開催にはなりましたが、参加した方からは「大人も楽しかった!」「こんな経験をさせてもらって良いイベントでした」などの嬉しい声をいただきました。実は、このような食育イベントは、かつては盛んに開催しておりました。当時は、我が子に体験させたい!と思うことを企画内容に盛り込んでいましたので、今回はその頃に体験させて良かったと思えたことをどんどん、取り入れました。

最後に

今回は、この令和4年度「いただきます!継承ぶちうまプロジェクト」の食育イベントについてブログ記事についてまとめてみました。現地コーディネーターを務めてくださった浦田さんはじめ、地元のお母さんたちにたくさんのことを協力していただいたおかげで、企画の初稿段階では想定してなかったような楽しい体験の場を提供することができました。

三次の川西地区、本当に温かい町です。小さな町の大きなパワーを感じた素敵なイベントになりました。このような心に残る食育の1日をプロデュースさせていただけましたこと、広島県民会議の皆様にも感謝申し上げます。

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