静岡県三島のご当地コロッケ・・・はマニアックなのか?

20260306

皆さんは「みしまコロッケ」って聞いたことがありますか⁉ たぶん、三島(静岡県)界隈の人でないと、ほとんど聞いたことがないと思う。だけど、広島県でお好み焼きでさえ、「尾道焼き」とか「府中焼き」のように、色々なお好み焼きがあるということは、広島県界隈の情報に留まっていて、全国的には知られていないご当地ネタと言えます。

この前、三島に行ったとき、「うなぎコロッケ」を食べました。
私は出張、旅行・・・と目的は何であれ、県外(海外も!)に出かけるときには、現地の食事は絶対に外したくない派です💪その土地でないと食べられないもの、その地域にしかないお店にしか行きません。だから、チェーン店にはめったに行くことがないのです。

今回も三島のご当地ごはんは何かな~と、下調べをしたところ、「うなぎ」「みしまコロッケ」があがってきたのです。ちなみに静岡県の駿河湾だと「桜エビ」、伊豆辺りは「わさび」、泊まった民宿があるところでは「桜葉餅」があることが分かりました。他にも、魚は深海魚が獲れるらしく、回転すしのネタには初めて聞く深海魚の名前もたくさん!他にも・・・と今回に限らず、静岡県には何度か行っているので、そのたびに、ご当地ごはんを味わって帰ってきます。

みしまコロッケは、静岡県三島市が誇るご当地B級グルメです。その定義はシンプルかつ明確で、「箱根西麓で育てられたブランドじゃがいも『三島馬鈴薯(メークイン)』を100%使用したコロッケ」 であること。そして、「みしまコロッケ」を名乗れるのは、「みしまコロッケの会」の認定店のみだそう。お店には「みしまコロッケ」のぼり旗が目印として掲げられています。それ以外の、具材・形・味付けはすべて各お店の自由に委ねられており、お店ごとに個性あふれる一品が楽しめます。

そしてうなぎは、浜名湖よりも水がきれいな場所で育つ分、あっさりとした味わいと評判です。

三島駅のすぐ傍にある「源氏」というお店では、この「みしまコロッケ」と「三島のうなぎ」を両方味わえる「うなぎコロッケ」なるものが食べられました。

見えにくいのですが、奥に「わさび」が添えられていて、特性ソースとわさびで食べるコロッケでした。このソースとわさびがとてもよく合っていて、美味しかったです♡

これ自体はとてもマニアックなご当地グルメ情報のように思えますが、実は・・・


三島馬鈴薯の「みしまコロッケ向け」使用量が誕生から約3年で約7倍に増加

耕作放棄地への再作付けが進む

市民農園・食育・農業法人の参入など農業全体が活性化

全国のスーパー・コンビニ・SAでの販売

大手旅行会社の観光ツアーへの組み込み

このように行政の呼びかけをきっかけに、市民・生産者・事業者・行政が多重多面に結びついた三島市のまちおこしモデルとして、全国からも注目されているのです。

コロッケなんて、ジャガイモなんて・・・それ自体は珍しくもなんともない食材、料理ですが、地域内で一緒に盛り上げていけると、ご当地グルメで人が呼べる!ということなんですね。


20260306

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この記事を書いた人

平山 友美のアバター 平山 友美 ひろしま食の手帖編集部 代表

フードプロデューサー。「情報は自分の足で稼ぐ」をモットーに、地域食品・郷土の味を取材しています。新聞や情報誌、専門誌に10年超えの長期連載を担当。「NHKきょうの料理ビギナーズ」にも寄稿。「TBSテレビ 熱狂マニアさん」などに出演。

その他、広島・岡山・東京を中心に食品企業の事業相談(商品や会社の強みをどう伝えるか、を言語化して、展示会や売場での見せ方を考える仕事や売り方を考える仕事)や「食」を軸にした観光系の仕事(ツアーや体験造成など)をしています。

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