スーパーマーケットは、日常のものを買いに行く場所なので、「いつも行く」という意味では行く店舗も限られています。私は職業柄、意識的に普段行かないスーパーも何かついでがあれば見るようにしていますが、そこで「ついでに明日の撮影用の食材を買って帰ろう!」と思うと、慣れたスーパーに比べると、選ぶのに時間がかかってしまいます。
目線にもルーティーンができてしまうのでしょうか。スーパーマーケットのバックヤードでは、業務改善の取組みがなされていて、例えばスライスした肉をパックしてシールを貼ってワゴンに並べる・・・みたいな一連の作業も、いかに「歩数」を減らして、動作を最小限にして時間効率を上げるか・・・みたいなことを考えて、動いています。そんなに厳しくないところもあるけれど、厳しいところは、1秒以下単位で作業をしていきます。そういう専門のコンサルの方もいるくらいです!
それと同じで、私たちのように、お客の立場でスーパーに行く場合も、買い物が効率よくできるか否かは、すぐに目指すものが並んでいる棚にたどり着くことができ、欲しい量が想定内の価格で買える、ということがとても重要です。ここで、「どこにあるか分からない」とウロウロすることになると、すごく時間をロスします。どこにあるかは分かっても「思ってたより高い」となると、どうしようかな、今日は高いから別の食材にしようかな・・・となるのですが、例えば「肉じゃが」の材料を買うつもりで、ジャガイモが高かった場合、ジャガイモを別の食材にするということは、予定の肉じゃが自体が作れなくなってしまう・・・ということになります。
「今日の晩はこれにしよう!」というのは、料理番組でも雑誌の見出しでもよくある言葉ですが、一人の主婦が「コレ!」と決めるのは、意外と時間がかかるものです。献立で考えなくちゃ・・・となると、肉じゃがと~~何にしよう?ってなりますよね。肉じゃがとポテトサラダだと、じゃがいもばっかりかっと、家族に言われるのは目に見えている・・・し、自分もそんな献立は食べたくありません(>_<)
このように考えると、いざスーパーで、主材料を変更しなければならないという状況に陥ることは、とても困ることなのです。ただ、こういうことが、しょっちゅう、起こるので、「主婦歴」を重ねて、困った!という状況に対応する力がついてくると、特に困った状況だとは思わなくなってくるのです。
最近、一人暮らしになった母が・・・近所のスーパーにも行かなくなってしまったことを危惧しています💦
「家族のためにご飯を作る」という仕事があった頃は、主婦力が研ぎ澄まされていて、意外と脳を働かせる場面も多かったことに気付きました。それがなくなると、ホント・・・ボケてしまってもおかしくないくらい、「判断する」機会が減っていきます。自分のために選ぶことがない、料理することもない、という毎日。
私もこういう人たちのために、何かできることはないかしら、と考えるようになりました。


