最近、「言語化」がブームなのかしら。書店にも「言語化」の本が並んでいます。「言葉にすること」が大事というのはずっと前から言われていたことで、私自身もそれが比較的得意な方だと思っています。いえ、正確に言うと、「思っていました」(過去形)(^-^; でもその前提条件として、「言葉にするとは?」「言語化とは?」という定義が言葉になってなかったように思います。
そんな気づきをもらったのは、言語化の関係の本をたくさん出されている著者さんのお話を聞いたからでした。さすが、言語化の先生だけあって、言われていることがスッと理解できる、気持ちの良さがありました。私もあんな面白い講義ができるようになりたいなぁと思いました!
ふと思い出したことがあります。
私は就職経験もなく、主婦からいきなり社長になりました。会社で働いたことがないし、食品業界でも何の経験があったわけでもありません。最初のうちは「よし!頑張ろう!」と初めて社会に出て意気揚々としている私に「何も分かってないくせに」とズケズケ言ってくる人がいました。
「何も分かってないくせに」・・・って、それはそうだけど、いったい何から理解したらいいんですか??ときくと
「そもそもマーケティングを理解してないでしょ?」と言われました。はぁ・・・確かに、「マーケティング」なんて初めて聞きました。仕事をするのに、そんなに大事なことなんですね?? 当時の私は、何が分かっていないかが分からない状態だったのです。
「じゃぁ、マーケティングを教えてください」と言ったら、ズケズケと私をイジメてきた(←と、私は受け取っていました)人は、何も教えてくれませんでした。「自分で勉強しろ」と言って、説明することから逃げていったのです。
後に、私はそのズケズケオジサン(←と呼ぶことにします)は、自分では分かってる(つもり)だけど、人に説明できる言葉にはできていなかった人だと理解しました。ただ、今だから言えることが2つあります。
1つは、人に説明できない、ということは「分かってない人」と思われる、ということ。
実際、私はズケズケオジサンのことを「(* ̄- ̄)ふ~んだ、あんただって分かってないくせに!エラそうに言っちゃって!」と思いました。
これ、店頭でも商談の場でも展示会でも要注意です。ただ試食出せば売れると思っていたら大間違い。試食はたくさん出たけど、ほとんど売れなかったという経験がある事業者さん、すごーく、たくさんいらっしゃいますよね⁉ それは、説明できていなかったせいです。自分は商品のことを当然理解できている、けれども、人に説明できなければ「分かってないやつ」と見做されます。分かってないやつから、買う気にはなりません。特に主婦はそういうときに、厳しいのです。
2つ目は、「知っている、ということと、教えるということは、全く別のことである」ということ。
(こんな英文法の例文があったなぁ)つまり、自分ができることでも「教えて」と言われて、自分がやっている通りにやっても伝わるかどうかは、また別の問題ということです。料理やフードコーディネートの世界がまさにコレです。料理のプロである料理人さんがすぐに「料理の先生(料理を教えるプロ)」ができるわけではない、ということです。
これを解決したい課題だとするならば、方法は2つあります。
①自分ができるようになる
②すでにできる人と組む
おすすめの解決法は②です!②の方が圧倒的に短期間で結果を出すことができます。もちろん、①で自分がめちゃくちゃ、努力すればいいのでしょうけど、大人の世界では可能性が低いです。学年ビリの高校生が東大に入ることができる・・・のは、高校生は、受験勉強以外に何もしなくても良い環境にあるからです。でもレギュラーの仕事もある、子供のこともある、親のこともある・・・と複数の「やらなくちゃ」が同時進行する大人の世界では、意図的にスケジュールを調整して、時間を作ったとしてもかなり大変、自分が納得できる結果を出すのは、果てしなく遠い道のりです。
すでにできる人と組みましょう!
その方が早く、納得の結果を得られます。そのために、やるべきことはただ1つ。「すでにできる」とは、何がどうできる人でしょうか⁉それを説明する言葉を考えることです。「すでにできる人」との出会いは、案外難しくありません。出会う場所にこだわらなければ、そういうサイトはたくさんあるし、ツテを辿れば、誰かが紹介してくれます。でも、たいていの人が「何をやって欲しいか」を説明することができません。
せっかく出会っても、組むことができなければ、結局自分でやるしかなくなってしまうのです・・・
・・・と、言語化の先生がこんな話をされたわけではありませんが💦私が共感したことの例を説明してみましたよ!
素晴らしい講義で、今までちょっとコワいと思っていた著者さんのイメージがぐーんと上がりました♡


